以前、こんなブログ記事を書きましたが、その後も少しずつ読書を楽しんでいます。今読んでいるのは、佐野洋子さんの『死ぬ気まんまん』。
この人の生き甲斐はうらみなのだ。このうらみの根を切ったら、この人は生きていけないのだ。
この言葉が胸に刺さりました。自分はどんな根っこを張って生きているんだろう。自分にとって、切ったら生きていけない根っこってなに?
私の根っこは仕事だと思います。仕事を通じての自分への評価、社会仕事を通じての社会とのつながり。自分にとって大切なものの多くを仕事を通して得ています。
ちょうど先週、昔の上司から来たメールに「そろそろ引退を考えてる? 引退生活は楽しいわよ」と書かれていました。私が住んでいるアメリカは、一般的に定年がないので、自分で引退時期を決められます。老後資金の目途がついたら健康なうちに引退したいと考えていたのですが、引退後も生きていけるよう、もうひとつ別のしっかりした根っこをはやしておかないとね。
(イラストは、生成AI Adobe Expressでつくりました。)
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